東京ディズニーランド(略称 TDL )は、東京ディズニーシーなどと共に東京ディズニーリゾートを形成する、日本の代表的なテーマパークです。
施設の名称には「東京」とあるが、実際に所在するのは東京都と旧江戸川を挟んだ千葉県浦安市にあります。
ディズニーテーマパークと違い、東京ディズニーシーと共に唯一ディズニーグループの直営ではなく、オリエンタルランドがライセンス方式で運営する。2006年現在、年間来客数1700万人、売上高世界一のテーマパークです。
建設計画当時、ウォルト・ディズニープロダクションズは、EPCOT Centerの設計・建設のまっただ中で初の海外投資には消極的であり、リスクを軽減するために、同社日本法人による直接経営を避けました。
そのため朝日土地興業、京成電鉄、三井不動産が主要株主である株式会社オリエンタルランドがディズニー社とのライセンス契約のもと施設を所有運営し、ディズニー側がパークの設計をすると共に版権および運営の指導・クオリティー管理を行い、そのすべての費用をオリエンタルランドが負担するという方式をとりました。
1984年にディズニー社は企業買収騒動の末、経営陣が入れ替わるなどの「お家騒動」があったが、オリエンタルランド社とのこの方式は細かな見直しをのぞけば現在までほぼ一貫して同じです。
2006年現在、一番新しい香港ディズニーランドを含め世界で5つあるディズニーのテーマパークリゾートのうちディズニーが全く出資していないのは東京ディズニーランドのある東京ディズニーリゾートだけです。
ディズニーテーマパークの設計を行う専門組織であるWED Enterprisesは当時その多くのリソースをEPCOT Center に投入していたため東京ディズニーランドのオープン当初のパーク施設のデザインはそのほとんどが米国に既に存在した二つのディズニーテーマパークからの複製でした。
特にフロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート内にあるマジック・キングダム・パークから多くの影響を受けており、世界に4つある「ディズニーランド」と名の付くテーマパークのうち、東京以外はすべて「眠れる森の美女の城」をランドマークにしているが、東京では「ディズニー・ワールド」のマジック・キングダム・パークと同じ「シンデレラ城」をランドマークとしています。
TDLの建設時、ディズニー側にあったアトラクション等の設計図面は現場での度重なる変更を完全には反映しておらず、米国のパークに現存する施設との不一致が多数確認されました。
より米国のオリジナルのパークに忠実な施設を日本に再現するため、日本側のスタッフが何度も米国に赴いて実測図を作成し、それを基に新たな設計図面が起こされました。
それらの図面類は日本の建築基準法やディズニーの機密保持等の関係もあり、TDL内にある「ドキュメントセンター」と呼ばれる部署で集中管理され、施設改修時には随時最新版に差し替えられました。
「ここの図面があればTDLをもう一つ作ることができる」と言われるようにすべての図面類を保管している。なお、ディズニーのテーマパークでこのような形で図面を管理するようになったのはTDLが初めてです。